カリキュラム
授業づくりで大切にしていること
実習を通して、自分で「なぜだろう?」と、目を輝かせて不思議に気づき、 みんなで一生懸命「こうじゃないかな?」と考え、 ひとりひとり本物の実験器具等で検証して考察し、 「わかった!」という喜びを得られるサポートをしていきます。 実験に失敗はつきものです。しかし、成功しても、失敗しても、 新たな疑問が芽生えます。 このため、繰り返し実験を行っていくことで、 さらに学びを深め、考える習慣を身につけることができるのです。
お子さまの発達段階にあわせて育む力
知識を先取りするのではなく、「自分で考えるチカラ」を深めるオリジナルのカリキュラムです。中学や高校で学ぶ内容に触れる場合もありますが、お子さまの発達段階をしっかり考慮しているので無理がありません。理科が得意な子もそうでない子も、ドキドキ、わくわくしながら学べます。
幼児(年中)コース
「なぜ?」「どうして?」という興味・関心の芽を育みます。
実験に取り組むことで、なぜ?どうして?を発見につなげ、豊かな感性と知的好奇心、探究心を育みます。クラス全員で一つのテーマについて取り組み、他者と一緒に活動することを楽しみます。年中は保護者同伴での実習となります。
※年中コースは毎年8月開講です
幼児(年長)コース
実験を通じ、興味・関心の芽を楽しく伸ばします。
実験に取り組むことで、なぜ?どうして?を発見につなげ、豊かな感性と知的好奇心、探究心を育みます。クラス全員で一つのテーマについて取り組み、他者と一緒に活動することを楽しみます。
1年生コース
言葉で学び始める時期だから、五感を使って気づく力・発信する力を育てます。
自ら実験に取り組むことで、幅広く発見したことについて観察や試行を重ね、探究する力を育みます。クラス全員が一つのテーマについて取り組み、お互いの発見を共有することで、他者と活動することを楽しみます。
2年生コース
自分なりの考えが出始める時期だから、予想する力、比較する力を育みます。
試行錯誤を通して性質や働きを発見し、自分なりの考えをもとに実験や創作をする力を育みます。友だちとグループで活動し、他者と協力することを楽しみます。
3年生コース
学校で教科としての理科が始まる学年だから、要因をとらえ経験と考えをつなげる力を育みます。
発見した現象を要因と関連付けて考えて予想し、計画を立てて実験や創作をする力を育みます。友だちと意見交換や協力して行う活動を通し、グループで活動する力を育みます。
4年生コース
具体から抽象へ、考えが理論へと変わる学年だから、自らの考えを追求し、検証方法を考える力を育みます。
発見した変化や働きの規則性について自ら考え、仮説をもとに実験や創作をする力を育みます。グループ内での発見や意見の共有、作品発表を通じて、友だちから学ぶことを楽しみます。
5年生コース
筋道だった思考ができる時期だから、多面的・論理的に考えを深める力を育みます。
目的に向けて課題を多面的に分析したり、筋道立てて考えたりして創造する力を育みます。友だちと協力して課題や作品作りを行い、友だちとお互いに学びあう活動に取り組みます。
6年生コース
複雑な課題が増える時期だから、総合的な問題解決力を育みます。
実生活と科学・プログラミング・テクノロジーなどを関連づけて、総合的に考え創造する力を育みます。目標に向かってチームで協働的に活動する力を育みます。
- iPad、Apple TV:Apple、iPad、Apple TVは、米国もしくはその他の国や地域におけるApple Inc.の商標です。
- littleBits、DROID INVENTOR KIT :littleBits、”DROID INVENTOR KIT”は、Sphero Inc.の商標です。
- ベネッセサイエンス教室で提供する一部の実習ではmTinyを使用しています。
- ScratchJr : スクラッチジュニア はタフツ大学のDevTech研究グループ 、MIT メディアラボのライフロング幼稚園グループ、プレイフルインベンションカンパニー の共同制作です。詳しくは https://scratchjr.org
- Scratch:ScratchはMITメディアラボのライフロング・キンダーガーテン・グループが設計、開発、維持を行っています。
- Pyonkee:Pyonkee(ピョンキー)は、合同会社ソフトウメヤが、MITメディアラボのScratchソースコードライセンスにしたがって、Scratchをベースに開発したiPad用のアプリケーションです。
AppStoreから無料でダウンロードできます。詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。https://www.softumeya.com/pyonkee/ja/
学びを広げる豊富な教材
毎回の実習ではノートを使うことで、「課題発見」「仮説」「検証・考察」のサイクルに沿った思考を養い、また自分の考えを表現・整理します。
学びのかなめ!教室でも自宅でも役立つ「ノート」
実習の流れやポイントを詳細に記録できるよう、教室ではオリジナル教材「ノート」を使用します。このノートには、おうちの方向けの「サイエンス インフォメーション」というコーナーも。実習のねらいや、学校での学習との関連性に加え、お子さまと一緒に日常的に学びを深める話題もお伝えしています。
教室での学びをさらに広げる「自宅教材」
実習のあと、自宅でも同じテーマの実験や観察ができるよう「自宅教材」を用意。その日学んだことを持ち帰るので、お子さま自身で挑戦でき、さらに学びを深めることができます。